高校生

新型コロナウイルスの影響で休校期間が続き、また受験制度も変わる中で不安を抱えながら勉強を続けている高校生は多いのではないでしょうか。このページでは受験制度の変更点や、大学に合格していった先輩たちの声を掲載しています。勉強に疲れた時などにぜひ参考にしてみてください!
先輩の声

S・Yさん 岩手県立大学・社会福祉学部

  • 進学先の志望理由

  • 学生時代に一時期不登校になった時がありました。その時の担任の先生が家まで来て様々なサポートをしてくれたことで精神的に大きな励みになりました。その先生のようにそれぞれが持つ問題を少しでも助けられる教師になろうと思い教育学部を目指しました。そして自分が高校一年の時に東日本大震災があり被災地を自分で見て支援を行いたいという気持ちになりました。 その後、高3になった時、教育と福祉に興味があり両方の勉強ができ教員免許もとれるということで岩手県立大を目指しました。それと一人暮らしをしてみたかったので実家から遠いところがよかったというのもあります。大学調べは遠かったため、パンフレットを取り寄せたり、ホームページで確認をしました。

    イラスト:最大勉強した時の休日の時間割
    実際に入ってみて自分のやりたいことができる大学だったことが一番よかったです。大学外のボランティア活動でもゼミの先生が時間をずらしてくれたりしてとても寛容でした。それ以外にも岩手県立大は学部が多かったのでいろんな学部の人が同じキャンパスにいて様々な話ができそれぞれが違う価値観や物事の見方をしてました。 想像と違ったのは自分と同じ進路にすすむ人が少なかったことで学部内で知り合いを作るのが難しかったことです。自分は大学院まで進んだので余計に少なかったかもしれません。 結果的に岩手県立大学に入り卒業してよかったです。大学での経験を元にその後の進路(大学院、就職)でも様々なことを学べています。

H・Aさん 日本大学 文理学部

  • 第一志望に受からなかった理由と勉強した科目で失敗だった点

  • 不合格の理由としては本腰入れて勉強し始めたのが遅かったことです。私が毎日勉強し始めたのは高校三年生の夏休みからでした。今まで全く勉強してこなかったというわけではありませんでしたが、もっと早く、高校三年生が始まる前の春休みから毎日勉強する習慣をつけるべきだったと後悔しています。いきなり何時間も勉強することに慣れていないと、途中から集中力が切れて勉強効率が下がるため日々の積み重ねが大切なのです。 バランスよく勉強することも重要です。私はとある国立大学を志望していたので、センター試験で受ける教科は9教科でした。その中で、私は数学(Ⅰ・A、Ⅱ・B)と日本史が特に苦手でした。ですが勉強から逃げ続け、センター試験直前になってから焦って勉強し始めましたが、結果は惨憺たるものでした。自分を客観視し、分析して勉強すべきでした。 行きたい大学が定まっていなかったこと、これが一番の失敗だと思っています。教育学部がある大学だったらどこでもいいと考えていたので、勉強のモチベーションがなかなか上がりませんでした。別の大学に入った今、結果的に満足していますがそうはならない場合だってあったのです。勉強のモチベーションをあげたり、大学に違和感を抱いたりしないためにはなぜ大学に行きたいのか、大学で何がしたいのか、どのような大学を志望すればよいか、という将来像を明確にすることが本当に大切です。将来やりたいことはまだわからないけど、直近で勉強したいことを、深めたいでいいのです。自分にはない、という人は自分の身の回りをよく観察してみましょう。何か興味を引くものがあるかもしれません。そして、自分の興味があることを詳しく学べる大学を探しましょう。その大学がどのような特色で、その学部では具体的に何を教えているのか調べつくしましょう。

S・Rさん 早稲田大学 政治経済学部

  • 過去問の使い方についてと受験対策で失敗したこと

  • 過去問の使い方について

    高校2年生の2月ごろに志望校の過去問1年分を通して解きましょう。自分の苦手な分野が見つかると思うので、そこを中心に勉強を進めていきましょう。大切なのは、「合格者最低点」ではなく「合格者平均点」を意識することです。合格者平均点を目指すことで、本番でミスをしても合格できる学力を身に着けることができます。本格的に過去問を解き始めたのは高3の10月ごろでした。過去問を解くだけでは学力は上がらないので、自分の学力を確かめるバロメーターの役割とし活用していました。大学入学共通テスト(旧センター試験)の過去問は高1ぐらいから解いていました。もちろん高1、高2では全く解けないですが、受験本番で必要な学力が身に染みてわかると思います。大学入学共通テストの問題がしっかりと解ければどの大学でも合格ができると思います。自分の基礎学力を確かめるにはとてもいい問題だと思います。

    受験対策で失敗したこと

    イラスト:自分の基礎学力
    数学がとても得意で、数学で他の科目をカバーしていました。しかし第一志望の大学の入試当日に、数学の問題が超難化!僕も含めてほとんどの受験生が点数を落として、差がつきませんでした。結局、数学を武器にしていた僕は不合格となりました。一科目だけの点数に頼りきりになると、試験問題が難しくなったり、逆に簡単になった時に他の受験生と差がつかない可能性があります。受験では何が起きるかわかりません。すべての科目を満遍なく力をつけるようにしましょう!

M・Tさん 京都大学 工学部

  • 入試テスト本番について

  • センター試験は苦手だったのですが、ある程度の点数をとることができました。京都大学の入試ではセンターの割合が比較的に低いので、あまりセンター試験に勉強時間を割かなかったと思います。僕は特にセンター試験の数ⅡBが苦手で、過去問でも90点をとることができませんでした。なので「高得点は狙わない」と割り切り確実に点数がとれるところをミスしない様に気を付けていました。具体的には計算結果が出るたびに検算をして、万が一にも計算ミスがないようにしていました。

    イラスト:センター試験の結果と2次試験の結果
    2次試験は思ったよりも点数がとれました。得意な英語と数学で確実に点が取れたことと、全く期待していなかった国語が今までで一番点数をとることができました。一方で化学と物理の点数は低かったです。理由は、物理では出題されないと思って勉強しなかった原子物理の分野が問題全体の1/3程度出題されたからです。さらに化学もほとんど触れていない生物化学の分野が出題されてしまいました。合格できたからよかったですが、ヤマを張らずに満遍なく勉強することの大切さが身に染みてわかりました。逆に得意な科目があれば多少のイレギュラーが起きても対応できるとも言えます。受験生の皆さんは、満遍なく勉強しつつも得意な科目に磨きをかけてください!

受験期の思い出とアドバイス

元旦に勉強してましたか?

ガキ使みていました

模試を受験していました

午前中だけ勉強して、午後は勉強から離れていました

受験での一番の失敗は?

勉強をしなかったところが出題された

第一志望よりも難易度が高い受験校に合格したため、「第一志望には合格間違いない!」と慢心して勉強をしなかったら、まさかの第一志望に落ちてしまった

受験失敗を怖がってかなりレベルを下げて受験したこと。入学後に後悔したので、もっと挑戦すればよかった

受験前日にしたことは?

暗記科目の復習をしていた

いつも通り過ごしていた

自分が書き込んだ参考書や単語帳を見直して、大切なところだけを確認していた

受験会場までの行き方をシュミレーションしていた

受験の時に我慢していたものは?

ゲーム、友達と遊ぶこと

ギターを弾くこと

「我慢をしている」と考えるとストレスがたまるので、あえて何も我慢せずに、やりたいことは時間を決めてしていた

塾でいつもコンビニ弁当だったので、家での夕飯を我慢していた

受験期の気晴らしは?

友達と話すこと

散歩をする

時間を決めてゲームをする

Twitterに愚痴を書く

「受験が終わったらしたいことリスト」を作成して眺める

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