中学生

新型コロナウイルスの影響で休校期間が続き、不安を抱えながら初めての受験に向けて勉強を続けている中学生は多いのではないでしょうか。
このページでは受験制度の変更点や、高校に合格していった先輩たちの声を掲載しています。
勉強に疲れた時などにぜひ参考にしてみてください!

先輩の声

H・Aさん 公立高校

  • 志望先の志望理由

  • 苦手科目の勉強

    数学がとても苦手で入試では高得点を狙うのではなく、計算問題の大問1と、各大問の(1)と(2)の基礎問題だけを解くようにしていました。試験本番も確実に解ける問題だけを何度も解き直しました。苦手科目の勉強法として、塾や学校の先生に聞いていました。苦手科目はどうしても後回しにしがちなので、信頼できる先生に勉強のペースを決めてもらいそれに沿って勉強をしました。それでも苦手科目の勉強をしたくない時は、「ボーカロイド」が好きだったので、学研プラスから出版されている「ボカロで覚えるシリーズ」の参考書を使っていました。自分の好きなものと苦手科目を組み合わせて勉強のハードルを下げようと思っていました。英語が苦手な人は好きな洋楽の歌詞を読んでみたりするなどもいいかもしれません。

    一日の過ごし方

    イラスト:好きな音楽を聴くことが唯一の気分転換
    基本的に学校が終われば、すぐに家に帰って勉強をしていました。5時ぐらいに帰宅すると、7時頃まで勉強をして、1時間の夕食を挟んで11時頃まで勉強をしていました。朝起きるのが苦手だったので朝は勉強をしませんでしたが、夏休みの期間は絶対に毎朝8時に起きることを決めていました。長期休みは生活リズムを整えることが大切だと思います。集中できない時には音楽を聴いてリフレッシュをしていました。自分は家計の事情で私立の高校に行けなかったので、結構プレッシャーを感じていましたが、そんな時に好きな音楽を聴くことが唯一の気分転換になりました。

T・Yさん 私立高校

  • 暗記科目の勉強法と私立のメリット・デメリット

  • 暗記科目の勉強法

    私は暗記科目がとても苦手だったので、問題を解きながら暗記をすることを心掛けていました。例えば理科や社会の暗記科目もひたすら紙に書いて覚えるより、模試の過去問や問題集を解いて間違えたところを覚えていました。英単語も長文を読み、わからない単語が出れば文脈の中で覚えていました。この方法では一気にたくさんの暗記をすることはできないので、受験直前に詰め込むよりも、早い段階から少しずつ始めるようにしましょう。暗記科目が苦手な受験生は多いと思いますが、自分に合った暗記方法を早めに見つけることが大切だと思います。

    私立のメリット・デメリット

    ICT教育が充実していることです。高校1年生からタブレットが配布されて、タブレットを使って動画授業を見ることや、先生に質問を簡単にすることができます。校内もWi-Fiが通っているので学校でも気軽にタブレットを使うことができます。コロナ自粛の中で休講になったときも、オンライン授業にスムーズに移行できたのも、ICT教育が充実していたからだと思います。また、私の学校は第一志望に落ちて通っている生徒が多いので「大学受験は成功させたい!」と勉強のモチベーションが高い生徒が多いこともいいことかもしれません。高校1年生のときから大学受験に向けて勉強をする生徒には、学力に合わせたコース(クラス)選択など、充実のサポートがあると思います。逆にデメリットとしては、公立高校と比べてお金がかかることや、比較的校則が厳しいことが挙げられます。学費だけではなくて、施設費や教材などにお金がかかるので、お金を出してもらっている親には申し訳ないなと思うときもあります。

M・Yさん 定時制高校

  • 定時制高校を選んだ理由、受験で後悔したこと、入試のことなど

  • 定時制の高校を選んだ理由

    小学4年生からほとんど学校に通っておらず、知人に勧められて定時制の高校を選びました。説明会に行ってみると、先生たちが優しくて「絶対この高校に行きたい」と思いました。特に定時制の先生は不登校や、学校の成績が悪いことに寛容なところも安心できるポイントでした。単位の認定制度や登校時間を選べることも普通の高校と違って通いやすいと思いました。いわゆる「普通の学校生活」ができない人は、自分に合った高校を選ぶことが大切だと思います。

    受験で後悔していることについて

    受験で後悔したことは、進学先の高校をあまり調べなかったことです。僕の通う高校は自由な校風だったので、カリキュラムや登校時間などを自由に決めることができました。一方で僕のように「強制されないとできない」タイプの人間は、ズルズルと休みが続くことになりました。現在はその高校を退学して、高卒認定試験に合格し、大学進学を目指して勉強をしています。通信制の高校や他の定時制高校という選択肢もあったのですが、良く調べずに受験校を選んだことを後悔しています。特に定時制や通信制は校風が学校によって全く違うので、よく調べて納得がいく進路決定にしましょう。

    入試について

    9月ごろまでは全く勉強をせずに、10月から本格的に勉強を始めました。基礎から勉強をするべきですが、時間がなかったので演習を中心に勉強をしていました。合格最低点は大体わかっていたので、コンスタントに合格最低点を超えることができるように勉強をしていました。高得点は必要ないので、基礎的な問題は必ず正答できるようにして、よくでる分野に絞って勉強をしました。英語だけは単語を勉強しなくてはならなかったのですが、それ以外は過去問や模試試験の過去問を解いていました。入試では面接も課されていました。志望動機や興味があることなどを聞かれました。定時制の入試面接などでは複雑なことは聞かれないと思うので、あらかじめ準備をしたことを答える練習をしていました。聞かれる内容などは毎年ほぼ同じなので、しっかりと練習をして臨みましょう。

H・Sさん 工業系高校

  • 工業系を選んだ理由、選んだ結果どうだったか

  • 工業系を選んだ理由

    元々は建築や宇宙工学に興味があったので、化学技術科のある高校に進学をしました。進学してみると、CADや加工技術など普通の高校では学べないことが経験できたので楽しかったです。数学や英語などの授業も行うので、8限まで授業があるのが普通でした。自作でパソコンを作っている友達や、パイロットになった同級生などいろんな生徒がいて刺激を貰えました。卒業後、僕は普通科の大学に受験しましたが工業系の大学に進学する同級生が多かったです。同級生の女子が少なかったのは悲しかったですが、個性のある友達と仲良くなれたので、進学してよかったなと思っています。

    工業高校ならではの試験対策

    イラスト:個性のある友達と仲良くなれたので、進学してよかった
    僕の通っていた高校は都立の高校だったので、入試の問題は特に変わった問題はでませんでした。ただ数学と理科は傾斜配点で1.3倍の点数がついていたので、日々勉強するときには理数科目に時間を割いていました。点数配分が大きいので、特に基礎的な問題で点数を落とさない様に、ケアレスミスに気をつけていました。

受験期の思い出とアドバイス

元旦に勉強してましたか?

ガキ使みていました

模試を受験していました

午前中だけ勉強して、午後は勉強から離れていました

受験での一番の失敗は?

勉強をしなかったところが出題された

第一志望よりも難易度が高い受験校に合格したため、「第一志望には合格間違いない!」と慢心して勉強をしなかったら、まさかの第一志望に落ちてしまった

受験失敗を怖がってかなりレベルを下げて受験したこと。入学後に後悔したので、もっと挑戦すればよかった

受験前日にしたことは?

暗記科目の復習をしていた

いつも通り過ごしていた

自分が書き込んだ参考書や単語帳を見直して、大切なところだけを確認していた

受験会場までの行き方をシュミレーションしていた

受験の時に我慢していたものは?

ゲーム、友達と遊ぶこと

ギターを弾くこと

「我慢をしている」と考えるとストレスがたまるので、あえて何も我慢せずに、やりたいことは時間を決めてしていた

塾でいつもコンビニ弁当だったので、家での夕飯を我慢していた

受験期の気晴らしは?

友達と話すこと

散歩をする

時間を決めてゲームをする

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